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2007-11-28 Wed 19:34
あの時に、メーオが、「タイに帰って落ち着いたら、かならず電話するからね。」と言った言葉は嘘ではなかった。
メーオは、「帰国してすぐのころは、親族や友達との時間を取ったりするのに忙しかったの。」「連絡するのが遅れてゴメンネ。」と、私に説明した。 でも私は、そんな事はどうでもよかった。 メーオが、再び私に電話をかけてきてくれたことが本当にうれしかった。 私は、メーオとこれからも連絡をとれるように、メーオの近況など後回しにして、とにかく、メーオの携帯番号を聞いた(笑 「そういえば、昔、メーオは、「タイの携帯の電話番号なら教えてあげる。」なんて、冗談を言っていたね。」「でもそれが本当になっちゃったね。」なんてしょうもない会話をしながら、私とメーオは、日本とタイで時間を共有していた・・・ そのような会話をつづけていると、メーオが、「カス、今月休みをとることはできる?」と聞いてきた。 私は、休みを取る予定にはしていなかったが、有給はいくらか残っていたし、年度末という事もあって、有給消化ができないわけではなかった。 そこで、メーオに対して、「どうして?」と聞き返した。 するとメーオは、「もし可能ならタイに遊びに来ない?」 「日本でいろいろしてもらったお礼に、カスにタイを紹介したいの。」 「私の家族も、カスにお礼がしたいと言ってる。」 「だから、カスに、タイに来てほし~な~なんて思ってるの。」と、思いっきり甘えた声を出して来た。 そんな誘われ方をして、断るような男はまずいない(笑 私は、二つ返事でOKして、タイに行くことを決めた。 タイへのスケジュールは、会社との調整があるので、明日にでもいうわけにはいかないが、メーオ自身のスケジュールは、私に合わせる事が可能との事だったので、「1・2週間後ぐらいならば、余裕でタイに行けるのではないか?」と考えた。 それを聞いたメーオは、電話の向こうで喜んでいた。 その日は、夜も遅かったと言う事もあって、あまりメーオの現状を詳しく聞くことはできなかったが、タイに戻ったメーオは楽しくやっているようであった。 私は、メーオの声を、もう一度思い出し、ベッドの上に寝転んで一人ニヤニヤしていた。 私の顔を鏡で確認していたら、とんでもなくだらしない顔をしていただろうと思う(笑 そして、そのような状態でベッドに横になり、「タイか・・・どのようなところだろう?」とひとりごち、まだ見ぬタイという国に期待を膨らませていた・・・ 次の日、会社で上長に有給について交渉すると、私がリードしていたプロジェクトは、終わったばかりというタイミングも手伝ってか、簡単に有給申請が受理された。 上長は、「タイで何するの?」と聞いてきたのだが、さすがに「彼女を追いかけに行きます。」とは言えなかったので、「ちょっとタイで命の洗濯に行ってきます。」と答えた。 私の返事を聞いて、上長はニヤリと笑い、「あんまり羽目を外すなよ。」と言ってくれた。 私がタイに行って、「風俗を満喫しよう。」と考えていると思ったのだろう・・・ その夜、私はメーオに電話して、タイ渡航のスケジュールを伝えた。 メーオは、「楽しみにしてるから、早くタイに来てね!」と、とても喜んでくれているようだった。 そのメーオの言葉に、私も自然とうれしくなったのだが、それと同時に言いようの無い不安も感じていた。 メーオは、私をどのような立場として迎えてくれるのだろう? 彼? それとも 元彼? 私は、「どのように扱われても、それを受け入れる心構えでタイに行かなければならない!」と、メーオと他愛のない馬鹿話をしながらも、しっかりとした決意を固めたのだった・・・ |
波乱!?
会社にはメーオさんのことは知られてなかったんですね。さすがリーマン!
タイでは何が待ち受けてるのでしょう。ドキドキしますねー。理知的なカツさんが荒れ狂うような出来事が待っていてほしいようなw。楽しみでーすw。
2007-11-28 Wed 23:22 | URL | 迂路妙子 #mQop/nM.[ 内容変更] 迂路妙子さんへ
さすがに「自分の彼女が黄金町で働いている。」なんてことが会社にばれたら、いろいろと影響がでますからね。
そのあたりは、大胆かつ慎重に行動してましたよ(笑
2007-11-29 Thu 14:17 | URL | Koganeangel #-[ 内容変更] |
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| 黄金町の天使 |
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