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2007-10-06 Sat 01:26
メーオの変わったところは、友好関係だけではなかった。
依然と比べて、メーオは明らかに金回りが良くなっていた・・・ 確かにフリーランスになった事で、今まで以上に、お金を儲けることができるようになっていたわけだが、その部分を差し引いても、明らかに黄金町で稼いだお金以上の収入があるように見えた・・・ 以前は、仕事用の衣装や化粧品にのみにお金をかけていたのに、最近は嗜好品にまでお金をかけるようになってきた。 指輪やネックレスといったものから、私の以前からの持ち物だった、TV・ステレオ・冷蔵庫・洗濯機、そして電子レンジもメーオが買い替えてくれた。 また、「私へのプレゼント。」と言って、それこそ、10万円を超すようなスーツをプレゼントしてくれたこともあった。 紳士服のコ○カのスーツしか購入したことのない私にとってみれば、それはそれは高価過ぎるプレゼントだった(笑 以前から書いているが、私の願いは、「早くメーオに目標額を貯めてもらい、黄金町で働くことをやめてもらう事。」なので、「あまり無駄使いしないように!」と、メーオにそれとなく忠告したのだが、メーオは、「心配しないで。」「貯金はきちんとしているから!」といい、私の忠告は、右から左に流されてしまった・・・ 心配になった私は、メーオが働いている時に、こっそり、メーオが金庫代りに使っているボストンバックを覗いて見た。 するとそのボストンバックには、今まで以上のペースでお金が貯まっていた。 私は、「このお金の貯まり方のペースは明らかにおかしい?」と思った・・・ しかし、このペースの増分が何によってもたらされているのかは、全く見当がつかなかった。 「大口顧客が付いたのかもしれない?」とも考えたが、メーオは今までと同じように黄金町で昼・夜と働いている。 とてもじゃないが、一般のお客以上のサービスを提供するような時間は、メーオにはないはず。 そんなメーオに大金をつぎ込む、間抜けなお客もいないだろう・・・ では、この儲けの増加分はどこからきているのだろう? メーオに黙って、ボストンバックを開けてしまった手前、あまり込み言った話をすることもできない私は、「メーオが面倒な事に巻き込まれていませんように。」と、神様に祈ることしかできなかった・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 「黄金町にはまった男には、神様は微笑まない。」という事を、メーオの愛人契約の時に、痛いほど思い知らされたのに、性懲りもなく、神頼みなどしてしまった私は、ふと我に帰り、一人っきりの部屋で、「学習能力のないやつだ・・・」とひとりごちた。 そして、「メーオが何かよからぬ事をしている。」という不安で、いっぱいになった・・・ 私は、その不安に押しつぶされそうになり、たまらずマンションを飛び出た。 そして、その当時、よくメーオと散歩していた野下山動物公園の展望台に行き、眼下の日ノ出町から黄金町方面を眺めた。 遠くから見るととてもきれいな夜景なのに、近づくと人の欲望が渦巻くドス黒い町並みに変貌してしまう。 ひょっとしたらメーオも、近づき過ぎると、そのようなドス黒い部分が、たくさん出てくるのかもしれない・・・ |
んー…
メーオの友達はその黒い部分を知ってるのでしょうか。色んな事が明らかになっていくのかな?
メーオはいったい何者なんだろうって思ってしまいました。
2007-10-06 Sat 04:53 | URL | リオ #-[ 内容変更] リオさんへ
私から見れば、メーオはトンデモない事をしてましたね・・・
2007-10-07 Sun 00:34 | URL | Koganeangel #-[ 内容変更] |
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