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売春・人身売買・麻薬・殺人・・・メーオと過ごした1年10ヶ月
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土地の利権
2007-09-20 Thu 10:52
先日の日記で、「メーオは台湾人のオーナーから店舗を借りた。」と説明したが、実はこの台湾人の女性は、メーオが借りた店舗の経営者であって、地権者ではない。
つまり、「権利の又貸し」ということだ・・・

日本の水商売関係も、「権利の又貸し」が当り前のように行われているようで、このこと自体はなんら珍しくもないが、黄金町は、この「権利の又貸し」が、何重にもわたって行われていたため、「お店でどのような事が行われているかも知らない。」とい地権者も少なくなかったらしい。
まあ、黄金町の地権者が、「そこで行われている内情を知らない。」というのは、明らかに無理があるから、罪から逃れるためのいい訳なんだろうが・・・

後でわかったことだが、メーオの店舗は、台湾人のオーナーの次に、何と、あのメーオのママさんが入っていて、その次に、メーオのママさんが若かりし頃のお客だった日本人が入っていた。
こうすることで、「何か摘発があっても、捕まるのは最初のオーナーだけ。」という仕組みが出来上がっていたらしい。
でも、最初のオーナーこそが、ハイリスク・ハイリターンだったのかもしれない・・・

多分そこから先も、私が知りうることのできない、いろいろな繋がりがあったのだろうが、そのような又貸しの連鎖によって、あの犬小屋みたいな店舗が、半日の賃料にも関わらず、1万~3万という高値になっていたわけだ。
売れ筋の店舗になると、朝・昼・晩の3交代制で、レンタル料が3万なんてところもあったわけだから、9万/1日、単純計算して、1ヵ月、30日として、270万のお金が動いていたことになる・・・

実は、私とメーオは、ある方から、「お店の権利を買わないか?」と言われた事がある。
その金額は、700万だった。
メーオは、本気で、その権利の購入を考えていたようだが、私が共同出資者になるのを渋ったので、その申し出を断った。
結果的には、黄金町は壊滅してしまい、あの土地自体は、なんの価値も生み出さなくなってしまったので、あのときの私の判断は正しかったということになる。
もし、「その申し出を受けていたら?」と考えると、今でも空恐ろしい気持ちになる・・・
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