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売春・人身売買・麻薬・殺人・・・メーオと過ごした1年10ヶ月
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愛人契約 Vol.8
2007-09-02 Sun 20:52
メーオと連絡が取れなくなってしまった事は、悲しかったが、何となく予想をしていたことでもあった。
結局メーオは商品であり、お金の流れに沿って、いろんな場所に行ってしまう運命で、メーオを商品と割り切れない私には、荷が重すぎる女性なのだと思った。
今でも十分深い入りしてしまっているが、ここらが引き際かもしれないし、「なんらかの非合法な事の片棒を担がされる前に縁が切れるのは、むしろ幸せなことなのかもしれない?」と、無理やりネガティブな考えを持ち、メーオの事を忘れようとした。
でも、そこはやっぱり人間で、誰でも経験したことはあるだろうが、一度好きになった人を、そうそう簡単に忘れることなどできなかった。
メーオからサヨナラを告げられたのならまだしも、会えなくなった原因は、私やメーオの思いとは、全く関係ないところで決められたことなのだから・・・

それからはメーオを忘れるために、ガムシャラに仕事に打ち込んだ。
今まではメーオの事で、仕事を中断させられる事もあり、担当のプロジェクトも遅れていたのだが、幸運にもまいていた種が開花し始め、プロジェクトも好調に進み始めた。
今まで遅れていたスケジュールを取り戻すため、私は昼夜問わず働いた。
あまりの忙しさに、正直、メーオの事はほとんど忘れていた。
もちろん、たまにメーオの事を思い出す事もあったが、それはほとんど、「自分の過去の恋愛話」としてしか思い出さなくなっていた。
どうかしたら、メーオがいなくなってから仕事が好転したことで、「メーオは厄病神だったのかも?」とさえ思っていた・・・

ゴメンね、メーオ m(_ _)m

そして、メーオが自分の前から消えて約1ヶ月くらいたった頃、私のプライベートの携帯に一本の電話がかかってきた。
その携帯には、かけてきた携帯の電話番号が表示されていた。
しかし、会社の携帯ならまだしも、プライベートの携帯に、登録されていない電話がかかってくることなどまずありえなかった。
そこで私は、「どーせ間違い電話だろう?」と思い、その電話には出なかった。
すると、30分後に、またその携帯番号から電話がかかってきた。
私はその電話をかけて来ている方に、「番号間違えてますよ!」と教えてやろう思い、その電話を取った。
「もしもし?」
とりあえず、向こうの出方を見ようと思い、名前も名乗らずに返事だけしてみた。
すると、「カス! ひさしぶり! 元気にしてた!」と、聞きなれた声が聞こえてきた。
そう、電話をかけてきたのは、メーオだったのである・・・
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この記事のコメント
激しい恋愛って
やっぱり男性でも仕事に支障をきたすんですね(>_<)連絡取れない時にメーオを厄病神だと思う気持ちは判るかも。その方が割りきれる(笑)
2007-09-03 Mon 02:14 | URL | リオ #-[ 内容変更]
リオさんへ
男だって、恋愛のことで仕事が手につかない時はありますよ。
厄病神については、ネガティブに考えないと、やってられなくて。
メーオには、本当に悪いと思ってます。
2007-09-03 Mon 12:32 | URL | Koganeangel #-[ 内容変更]
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