-------- -- --:--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。 新しい記事を書く事で広告が消せます。 |
2007-07-18 Wed 00:47
私の家庭はどうなったかというと、とりあえず、見た目は何も問題ない状態だった。
家の中では、二人とも仲が良かった。 正確に言えば、お互い中が良いフリをしていたのだと思う・・・ ただ、バリ島事件以来、夜の営みは、トライすることも無くなったばかりか、お互い話題にも出さないようになっていた。 そして、互いの寝室も別々の部屋になってしまった。 これは、ある日、家に戻ると、いつの間にか、妻がベットを自分の部屋に移動していたのだ。 妻は、「互いの起床時間が違うから。」と言ったが、本心はそうじゃなかったのだろうと思う。 本来なら、この段階で、「離婚」するかどうか話をしなければいけなかったと思うが、「離婚」という決定的言葉を、お互い言えないままだった・・・ そしてメーオだが、初めての店外デートをして以来、メーオから電話がかかってくることが多くなった。 最初は、私が家にいるときは、電話に出ないようにしていたのだが、妻と寝室が別々になってからは、家にいるときでもメーオと電話で話すようになってきた。 幸運にも、私の会社には、外国人がたくさんいるので、英語で話していても妻は怪しむ事もないし、それ以前に、妻は全く英語が喋れなかった。 しかし、当り前のことだが、それなりの節度を持ってメーオとの会話を楽しんだ。 おかげで、メーオが甘えてきても、そっけない英語で答えて、メーオをの機嫌を損ねることもよくあった(笑 今思えば、いろんなところで、私の心のベクトルを、妻からメーオに向けさせる事象が整いすぎていた・・・ そして、ある日のこと、いつものようにメーオと遊んだ後、2人で食事に行った時に、「あなたは独身なの?」と、不意にメーオが私に訪ねてきた。 私は、その質問の答えに少々迷ったが、「既婚者」ということは、メーオにはっきりと伝えようと思った。 メーオの事は好きだが、これ以上、深入りはしないという事を、しっかりと伝えようと考えたのだ。 でも、これは、自分自身への警告の意味合いも、多分に含んでいたのだと思う・・・ しかし、私は、自分の口から出た言葉に耳を疑った。 「もちろん独身だよ。」 「そうじゃなきゃ、メーオに会いに来ないよ。」 メーオは、私の言葉に対して、無邪気に喜んで見せた。 私は、顔を引きつらせながら、そのメーオの笑顔を見つめていた。 そのころから、私は、現実世界への決別を、意識し始めていた・・・ |
好きなになったら…
やはり既婚者という事を隠してしまうものなのでしょうか(x_x;)とても気持ちがわかります…更新ありがとうございます!
2007-07-18 Wed 03:52 | URL | リオ #-[ 内容変更] リオさんへ
「相手がどのようなタイプか?」
「相手とどのような関係を望んでいるか?」 によって変わってきますね。 私の場合は、メーオの性格、そして、メーオとのこれから期待する関係を見越して、「既婚者」ということを隠したんだと思います。 でも、メーオがもっとビジネスライクな人だったら、隠さなかったと思います。
2007-07-19 Thu 09:42 | URL | Koganeangel #-[ 内容変更] |
|
||
管理者だけに閲覧 | ||
|
| 黄金町の天使 |
|