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2007-09-10 Mon 12:44
メーオと晩御飯を済ませてまどろんでいると、ママさんから電話がかかってきた。
もう少ししてから、約束通りの定時連絡を入れようと考えていたのだが、しびれを切らしたママさんの方から電話をかけてきた。 その電話に最初は普通に対応していたメーオだったが、途中から明らかかにメーオが興奮してきたことがわかった。 そして電話が終わるとすぐ、メーオは泣き出してしまった・・・ 私はメーオに駆け寄り何があったのか訪ねた。 メーオは、当然のことだが、ママさんは、あの男との愛人契約を解消する方向で話を進めてくれていると思っていた。 しかし、お金至上主義のママさんは、「あの男は、心から悪い事をしたと謝っているから、今後もあの男との愛人契約を続けてくれと。」とメーオに話を切り出してきた。 それに対してメーオは猛烈に反発し、話は平行線になってしまい、話し合いは終了したようだった・・・ それから30分くらいして、またママさんから電話がかかってきた。 この電話に対して、メーオは最初、かなり強い口調で口論していたようだが、どんどん元気がなくなっていき、最後は力なく電話を切ってしまった。 私は、いいようのない不安を感じ、また、メーオに電話の内容を訪ねた。 すると、私が一番恐れていた回答が返ってきた・・・ 「あの男が、私の残りの借金を、全額払うと言っているの・・・」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ それはつまり、メーオはあの男に完全に売られてしまうという事を意味していた。 メーオの管理権は、すべてその男に移譲されてしまい、今後、メーオには、一切、自由が無くなるのだ・・・ 私は、その話を聞いて、そこで即決した。 そして、メーオにこう切り出した。 「私が、メーオの借金を全額払うから、メーオは何も心配しなくていいんだよ。」 「メーオの残りの借金はいくらなの?」 メーオは、「詳しくはわからないけど、後、120万ぐらい。」と答えた。 離婚の慰謝料で、現金はほとんどなくなっていたが、私は、会社の株を持っていた。 その株を売却すれば、200万ぐらいになる。 資産運用として使おうと思っていたお金だったが、それ以上に重要な問題が発生した以上、手を出さざるを得ない・・・ メーオは、私の申し出を、素直に受け入れた。 いつもは、そういう事を、頑なに拒否していたメーオだったが、あの男のものになるという恐怖感から、背に腹は代えられなかったのだと思う。 そして、あの男の申し出を解消してもらうために、直ぐにメーオからママさんに電話をかけさせた。 しかし事はそう簡単にいかなかった・・・ |