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売春・人身売買・麻薬・殺人・・・メーオと過ごした1年10ヶ月
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冷たい激情
2008-01-06 Sun 15:10
フアヒン(ホアヒン)とは、バンコクの南西部に位置する、タイ王室の避暑地としても名高いリゾート地だった。
タイのリゾートというと、パタヤのような毒々しい場所しかイメージがわかない私にとって、フアヒンは、静かで落ち着いた非常に感じのよいリゾートに思えた。
このフアヒンで、私達は、2泊3日の小旅行をすることになった・・・

メーオは、「カスは、こういう落ち着いたところが好きだとおもったからね~」と、自分の選択が間違っていなかったという事を自慢したいかの様だった(笑

私達は、フアヒンのH○ltonホテルに泊まった。
昨日タイにやってきて、突然メーオのお父さんや親族と食事会をする羽目になった私は、正直かなり疲れていたので、ホテルの部屋に入った瞬間に、かなり強い睡魔に襲われた。
でも、さすがにメーオと二人きりの時に爆睡するわけにはいかないので、頑張っていると、それを察したメーオが、「カス、疲れているなら眠っていいのよ。」と、優しい言葉をかけてくれた。
私は最初こそ、「大丈夫だよ!」と言っていたが、ベットの上に寝転んで、メーオと話しているいるうちにいつの間にか眠ってしまっていた・・・

どのくらい寝たのだろう?
気がつくくと、当たりは薄暗くなっていた。
私は寝ぼけて、最初は、自分の部屋にいるような錯覚に陥っていたが、メーオとフアヒンに来ていたことを思い出し、ベットから飛び起きた。
周りを見回してもメーオは見当たらず、私は、「メーオを怒らしてしまった・・・」と、後悔の念に駆られていた。
一人部屋にいても埒が明かないので、私はメーオに電話することにしたのだが、デスクの上に手紙が置いてあるのに気がついた。
その手紙には、「プールサイドにいます。」と書かれていた。
私は、あわててプールサイドに向かった・・・

プールサイドを見渡すと、メーオはバーに座って、見るからに軽そうなバーテンダーと楽しそうに話していた。
それに少々嫉妬した私だが、そんな事は全く気にしてないかのように、さりげなくメーオの横に座り、腰に手をまわし、メーオの頬に軽くキスをした。
頬へのキスをメーオに拒否されないかと内心、ビビりながらのキスだったのだが、メーオがそれを受け入れてくれたことで、私はなんとなく、このフアヒンへの旅行が、私たちをまた昔のように戻してくれるのではないかと考えていた・・・

そんなこんなでがぜん気をよくした私は、かなり饒舌になりそのバーでかなりのお酒を飲んでしまった。
バーテンダーの兄ちゃんも、以外にもナイスガイで、私達はまだ日も落ち切っていないプールサイドのカウンターバーで大騒ぎをしてかなり酔っぱらってしまった。
しかしさすがに、このままここで飲み続けるわけにもいかないので、私とメーオは、一度部屋に戻り着替えてディナーに行くことにした。

しかし、酔っぱらった私は、理性を抑えることができず、部屋に着くなりメーオをベッドに押し倒してしまった。
メーオもお酒の力も手伝って、すんなり私を受け入れた。
頭の中では、「メーオと2人の今後について話し合うんじゃなかったのか?」と自分に諭しかけている自分がいたのだが、そんな事お構いなしに、メーオの体を求めてしまった。
フアヒンの初日は、ディナーも食べず、ただただベッドの上で溺れていく二人だった・・・
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